奥能登の気候、食文化などの土地の特徴|奥能登の方言奥能登の観光名所奥能登の行事・お祭り

奥能登ってこんなところ

・奥能登の気候、食文化などの土地の特徴(2)

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能登半島は、本州のほぼ中央の位置から日本海に突き出している日本海側で最大の半島です。現在は石川県(一部富山県にかかる)に属していますが、江戸時代までは能登だけで一国をなしていました。その能登半島の北部(金沢から見て奥の方、輪島市・珠洲市・能登町・穴水がほぼ該当)を奥能登と称しています。地形は全体に山がちで平野が狭く、そのかわり、海岸線は長くて変化に富み、景勝地が数多くあります。
気候は、半島の沖合いを暖流の対馬海流が流れているせいもあって比較的穏やかです。冬の降雪も、北陸地方としてはそう多い方ではありません。以前は、毎年多いときで30〜50cmほど降ったものですが、ここ20年ほどは暖冬が多いため、山地を除けば、真冬でも雪の無い日が意外とあり、時期にもよりますが、スノータイヤを使えば観光にはさほど支障はありません。また、冬は、日本海に面したところでは、強風が吹くので波が荒く、海岸によっては海水が泡状になって漂う「波の花」が見られることがあります。夏は、周囲を海で囲まれている為、都会よりは涼しく、春は桜や新緑に山菜、秋なら栗や茸に紅葉と、四季を通じて自然の恵みにふんだんにふれることができるのも奥能登の魅力の一つでしょう。
ちなみに輪島沖50kmの離島・舳倉島は、大陸からの渡り鳥の中継地として鳥類観光のメッカとなっています。また、奥能登には数多くのお祭や各種の民族行事が残っています。以前は交通が不便なので訪れる人が多くありませんでしたが、今では能登空港ができ、羽田空港から1時間で到着可能となり訪れる人が増えています。
食について挙げられるのは、まず魚介類です。能登半島の沖合いでは南から来た暖流と北から来た寒流が出会うため、魚の種類が非常に豊富で味もとても美味しいのです。冬のぶり、たら、蟹、牡蠣をはじめ、あじ、さば、鯛、甘エビ、さざえ、あわび、さんま、かれい、あんこう、さらに多種類の海草など数えだすときりがありません。山菜や野菜も美味で、食べ物には大変恵まれている所と言って良いと思います。

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能登の人は、一般に人情が厚く、忍耐強い人が多いと言われています。春から秋にかけて、農業や漁業・林業に従事していた人が、冬には雪が降って仕事が出来なくなると、大勢が出稼ぎに行きました。その中には、酒造りの職人である杜氏も多く含まれ、能登半島の先端である珠洲市の周辺は江戸時代から杜氏の里として知られていました。今でも能登杜氏は日本の4大杜氏集団の一つとして、北陸・関西をはじめ各地で日本酒の製造に奮闘しています。

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