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千枚田

写真 千枚田
千枚田とは、小さな水田が傾斜地に段々に多数連なっている棚田のことで、全国に何箇所か「千枚田」と称させる棚田があります。奥能登にある輪島の千枚田もその一つですが、棚田は通常は山地にあるものが多いのに対し、輪島の場合は海岸沿いにあるのが珍しく、この点が輪島の千枚田の特徴の一つとなっています。輪島市街から曽々木・珠洲市方面へ国道249号線を東に15分から20分ほど車で走ると、白米(しらよね)という地区があり、ここに道路沿いから海岸まで小さな田園が1000枚余り並んでいます。5月の連休前後に集中的に行われる田植えが終わると心安らぐ平和な水田風景が一面に広がり、本当にきれいです。田植え後は、稲刈りの時期になるまで各地から写真マニアが撮影に訪れます。やはりそれだけ被写体として魅力的なのでしょう。
機械が使えない田園が多いために、ほとんどの作業は手作業となり、その手間や労力は大変なものがあります。耕作者の高齢化と後継者不足から耕作規模は減少の傾向にありますが、種々の団体や個人がボランティアとなって耕作を手伝っており、石川県や輪島市も基金や補助金を出して風景保存に努めています。現在は国道沿いにポケットパークが整備されて、ここから千枚田を一望のもとに見渡すことができ、大勢の観光客でにぎわっています。

鳴き砂の浜 琴ヶ浜

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日本国内には、踏むと神秘的な音がする砂浜が十数カ所あります。能登の門前町にある「琴ヶ浜」(町指定天然記念物)も全国に39ヶ所ある鳴き砂海岸のひとつです。「泣き砂」とも、「鳴き砂」ともいわれ、英語圏では「musical sand」「singing sand」などといわれます。琴が浜は土地の方言から「泣き砂(ごめすな)」といわれてきました。
琴が浜海岸は、約3kmに渡って続く美しい白砂の浜で、海水浴場にもなっています。海の家などは一切ありませんが、のんびりと過ごすには最適で、砂場の海水浴場のほか、すぐ横に岩場もあり、海の生物観察も楽しめます。また、はるかに猿山岬を望む景勝の地となっており、台地に国民宿舎「能登つるぎぢ荘」があります。ここから黒島に至る腰細海岸は、昔からノリ漁と北前船の根拠地でもあって、その面影を今に残しています。白砂の美しい海岸にはハマナスやハマヒルガオの群生が訪れる人々を楽しませてくれます。
琴が浜の鳴き砂は、その昔、土地の娘おさよと渡しの船頭重蔵の悲恋物語が残っており、砂浜の砂が鳴くのは2人に同情して泣いているからだと言われていています。
鳴き砂はきれいな石英(せきえい)粒からなる粒径0.2〜0.8mmの砂で、風化した花崗岩(かこうがん)が川や海流で運ばれ、海浜で永い年月荒波にもまれているうちに、もっとも堅い石英粒だけが最後に残ったものです。砂の表面には泥や微粒子はついていません。鳴き砂は非常にデリケートで、ちょっと汚染されただけでも鳴かなくなってしまうので、環境汚染のバロメーターと言われています。琴が浜でも、住民たちが、定期的に清掃活動をしたりして何とか「鳴き砂」を守ろうと努力を続けています。
アクセスは、能登有料道路西山ICを降りて、国道249号を走り富来町を経由しそのまま道なりに門前町方向へ進みます。海が見える信号機のない三叉路に出ますが、そのまま右方向へ1kmほど進むと琴ケ浜海岸(鳴き砂の浜)です。能登有料道路柳田(やないだ)ICを降りて、国道249号を走り、福浦港経由、富来町経由でも分かり易いです。

※現在(H20.10.1現在)、琴ヶ浜海岸は能登半島地震の影響により立入禁止となっている。

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